日本一美味しい卵がけご飯のレシピ



勝谷誠彦の反論

 

ランドチャンピオンとなった「ツルッとパワー

 

 

「第7回日本たまごかけごはんシンポジウム」が島根県雲南市吉田町で開催され、その中で行なわれたイベント「卵かけご飯グランドチャンピオンレシピコンテスト」は、これまで行なわれてきたレシピコンテストの最優秀作品6品の中からグランドチャンピオンを投票によって決定するというものであり、そこでグランドチャンピオンとなったのが「ツルッとパワー」というレシピです。

 

 

この「ツルッとパワー」というレシピは、オクラやつるむらさきを刻んで、めんつゆ、温泉卵を入れて混ぜ、さらにカツオ節やネギをのせて食べるものです。このニュースが、とあるテレビの情報番組で流されていたわけですが、実際にその「ツルッとパワー」がスタジオに運ばれ、その番組の出演者たちが試食することになったわけです。

 

 

その番組のMCである加藤浩次は「美味しい!」と一言。続くテリー伊藤も「これ、美味いわ」と、ごく普通のコメントを発していたわけですが、コメンテイターの勝谷誠彦だけは、その辛口評論家としてのキャラにふさわしく、ひとりで卵かけご飯の定義にこだわっていたわけなのです。

 

 

そして、卵かけご飯の本質というものは、シンプルな卵を熱いご飯の中に入れてカルボナーラ状にすることであるが、これは温泉卵を使っているためにルール違反である、といった意見を熱く語りだしたわけなのです。しかし、議論は白熱せず、「たまにはこういうものもいいね」とテリー伊藤にあっさりと切られてしまったわけです。